10回大会プレスリリース

プレスリリース

鎌倉決戦! 建長寺で「第10回全日本居合道選手権大会 試し斬り」開催

――無外流居合の「抜き即斬」を競う。第17代宗家継承の年、四位一体の術と禅を鎌倉の地で体現

国際居合道連盟 鵬玉会は、2026年10月11日(日)、鎌倉五山第一位・臨済宗建長寺派大本山 建長寺において「第10回全日本居合道選手権大会 試し斬り」を開催します。

本大会で競うのは、無外流居合の「抜き即斬」。鞘に納めた刀を抜き放つ初太刀で畳表を斬り、日々の形稽古で磨いた技が、実際に斬れるものになっているかを問います。2026年7月に武田鵬玉が塩川・新名伝 無外流第17代宗家を継承した年に、節目となる第10回大会を迎えます。

全国から剣士が集結し、無外流の根幹にある「四位一体の術と禅」を、武家の都・鎌倉で体現します。当日は、未来を担うジュニア・ユース世代による居合形演武も披露。世代を越えて技と精神を受け継ぐ姿も、本大会の見どころです。

無外流居合の試し斬り — 「抜き即斬」を競う

刀を抜く、その一瞬で斬る。

本大会の大きな特徴は、無外流居合の「抜き即斬」を競うことです。鞘に刀を納めた状態から、形で稽古している初太刀によって、実際に畳表を斬ります。

あらかじめ刀を抜いて構えた状態から斬るのではなく、抜刀そのものを斬撃とする。その一瞬に、姿勢、間合い、抜刀、刀筋、刃筋が問われます。

単に畳表を斬り落とすことが目的ではありません。

日々稽古してきた無外流居合の技が、本当に斬れるものになっているのか。形で学んだ理合と身体の使い方が、実際の斬撃につながっているのか。

無外流居合の試し斬りは、それを日本刀によって検証する場です。

形・約束組太刀・自由組太刀®・試し斬り
–「四位一体の術」

鵬玉会では、形・約束組太刀・自由組太刀®・試し斬りを、相互に検証し合う「四位一体の術」として稽古しています。

  • 形
    技法、理合、身体の使い方を学ぶ。
  • 約束組太刀
    相手との間合い、拍子、攻防の機会を知る。
  • 自由組太刀®
    何をしてくるか分からない相手に対し、学んだ技術と判断力が働くかを試す。
  • 試し斬り
    その刀筋と刃筋が、実際に斬れるものになっているかを確かめる。

一つで得たものを、残る三つへ戻し、再び検証する。

本大会で競われる試し斬りも、その循環の中にあります。斬れたという結果だけで完結せず、そこで得た課題を形や組太刀の稽古へ持ち帰り、無外流の技をさらに磨いていきます。

その強さを何のために使うのか –「禅」

技を磨き、斬れるようになり、相手と戦えるようになる。その力を、何のために使うのか。

鵬玉会が掲げる言葉があります。

「禅なき無外流は、ただの暴力。
術なき無外流は、ただの妄想。」

四位一体の術は、技を磨き、その技が本当に機能するかを検証するもの。そして禅は、その力を扱う自分自身と向き合うためのものです。

無外流の流祖・辻月丹は、剣の修行とともに禅の修行を重ねました。その中で授けられた偈の一句「一法実無外」から、「無外流」の名が生まれたと伝えられています。

剣と禅。その双方を離すことなく修めるところに、無外流の精神があります。

第10回の節目に、禅の場・建長寺へ

本大会はこれまで、日本の歴史を今に伝える各地の舞台で開催してきました。

  • 2022年:福岡城・国指定重要文化財 多聞櫓
  • 2023年:国宝 松本城
  • 2024年:箱館戦争155年の節目を迎えた函館・五稜郭
  • 2025年:尾張徳川家の居城・名古屋城

そして第10回を迎える2026年は、鎌倉幕府第五代執権・北条時頼によって創建された、鎌倉五山第一位・建長寺で開催します。

この場所を大会の舞台とするのは、無外流がその成立から深く結びついてきた「禅」に、いま一度立ち返るためです。

四位一体の術を磨きながら、その力を扱う自らの心を問う。その意味を込めて、全国から集まる剣士たちが建長寺で無外流居合の技を競います。

第17代宗家継承の年に迎える全日本大会


2026年7月4日、横浜武道館で開催された「斬-ZAN- 第10回全日本居合道選手権大会 自由組太刀®」において、免許皆伝授与式ならびに無外流継承の儀が執り行われました。

第16代宗家・新名玉宗より免許皆伝を授与された武田鵬玉が、塩川・新名伝 無外流第17代宗家を継承しました。

三百年以上にわたり受け継がれてきた無外流。その新たな宗家の時代に迎える、試し斬りの第10回全日本大会です。

受け継いだ技を日々の稽古で磨き、検証し、次代へ伝える。宗家継承の年に、その実践を鎌倉の地で披露します。

未来を担うジュニア・ユース世代による居合形演武

当日は、ジュニア・ユース世代による無外流の居合形演武も披露します。

子どもたちは、形の稽古を通じて刀の扱い、礼、姿勢、所作を学び、年齢や経験に応じて武道と向き合っています。

真剣で試し斬りの技を競う剣士たちと、その背中を追いながら成長する若い世代。

かつて侍が生きた武家の都・鎌倉で、世代を越えて無外流の技と精神をつなぐ姿をご覧いただけます。

開催概要

     
大会名 第10回全日本居合道 試し斬り選手権大会
日時 2026年10月11日(日)10:00~15:00(予定)
会場 巨福山 建長興国禅寺(建長寺)龍王殿前庭
主催 国際居合道連盟 鵬玉会
後援 鎌倉市
鎌倉市教育委員会
競技部門 ・一般男子の部
・一般女子の部
・新人枠の部(初出場者)
※一般男子の部、一般女子の部、新人枠の部は2コートで同時進行となる予定です。
(一巡目:10:30頃~/二巡目:12:40頃~見込)
・ジュニア・ユース居合形演武
(12:20頃~見込)
※記載時間は見込みです。当日の進捗により予定より前後することがございます。
観覧 一般観覧:可(予約不要)
※入場にあたり建長寺拝観料が必要となります。
雨天時の対応雨天時は龍王殿内にて実施。
会場アクセス

大会役員

大会顧問:武田鵬玉(塩川・新名伝 無外流居合兵道 第17代宗家 / 国際居合道連盟 鵬玉会 会長)

大会会長:安村凰玉(国際居合道連盟 鵬玉会 副長)

大会実行委員長:衛藤豊(国際居合道連盟 鵬玉会 副長補佐/神奈川支部長)

特設サイト・公式トレイラー

大会特設サイト: http://all-japan-tameshigiri.jp/

公式トレイラー: https://youtu.be/LWgyzHfeq8g?si=WA7OSFwwYhlaR9l-

【報道関係者の皆様へ】

無外流居合の「抜き即斬」を競う試し斬り、ジュニア・ユース世代による居合形演武、そして建長寺を舞台に受け継がれる武道文化を、ぜひご取材ください。

取材・撮影をご希望の方は、下記窓口へお問い合わせください。

<取材・お問い合わせ窓口>

国際居合道連盟 鵬玉会

担当:大会実行委員長 衛藤豊

電話:090-3723-3858

メール:etoh@mugairyu.net

取材申込・撮影について:
以下フォームよりお申込ください。
取材申込フォーム

主催団体

国際居合道連盟 鵬玉会

塩川・新名伝 無外流第17代宗家・武田鵬玉が率いる全国組織。形・約束組太刀・自由組太刀®・試し斬りを相互に検証する「四位一体の術」と禅を通じて、無外流の技と精神を次代へ伝えています。

浅草蔵前総本部道場:東京都台東区蔵前4-20-10 SCOP21ビル3F